転職体験談−実例2 1. 還暦を過ぎての再就職の苦悩 ６２歳で再就職先を探すことになり、３９年前の学生時代とは全く変わった就職活動に右も左も分からず、２０数社にエントリーするも、全く面接に進めない日々が続いていました。そんな矢先、知人からニューベリービジネスコンサルティングの存在を教えてもらい、藁にも縋る思いで直ぐに連絡をしてみました。 ５５歳の時の受動的な転職とは異なり、全てが未知の世界である私は、履歴書と職務経歴書の添削からお願いしました。そもそも私の学生時代の就職には職務経歴書は存在せず、職務経歴書とはどのようなものか、何を書けばよいのかも分からないレベルでした。 2. 採用者視点に立つ 履歴書と職務経歴書が真っ赤に添削され戻ってきて、その内容についてのコメントを頂戴した時の衝撃は忘れられません。 �@ インパクトを与える履歴書 まずは採用担当者の視点に立って書いていますかの第一声。採用担当者がまず見るのは写真です。ここで好印象を持たれなければ職務内容を読んでくれません。読んでもらえなければ面接へは絶対に進めません。少しでも好印象を持ってもらえるように、若く見せる努力と工夫を凝らすため、腕のいいカメラマンに最高の写真を撮ってもらうことです。このアドバイスは自分では全く思い浮かばない観点でした。 �A アピールポイントの絞り込みと順序 次に、職務経歴書の書き方とその構成について指導いただきました。アピールポイントの表現方法、絞り方、順番等、同じ内容の経歴がより一層際立った内容に変貌し、採用担当者が会ってみようと思うとのこと。 3. 受験する会社への個別対応 �@ 会社に合った書類内容 提出書類である履歴書は理解ものの、採用者にとっては職務経歴書の方を重要視することには驚きました。どの会社にも同じ内容のものを送るのではなく、自分の持つどの能力を発揮して、その企業にどのように貢献できるかのストーリーを構成しなければアピールは出来ないことも指導いただきました。 �A 自分の強みは何か？ 自分にはどんな能力があるのかを見つめ直して洗い出し、ポイントをまとめ、受験先の企業にあったものを３つ選定し、それに優先順位をつけて順番に記載することが大切であること。それには、受験する企業についての研究が不可欠であり、どんな能力を求めているのかを考えて、自分にはその能力があるか否かを考えました。 �B 書類の構成 さらには時系列的な書き方とキャリア重視の書き方に大別されることも学びました。私は部門が多岐に渡るためキャリア型を勧められ、修正していくうちに自分のアピールポイントがより鮮明になりました。 それまで、全く面接にも進めなかった書類選考でしたが、ニューベリービジネスコンサルティングに相談し、アドバイスに従って書類を修正して提出したところ、見違える反応となり数社から面接の通知が来ました。幸い、第一志望の職場の面接を最優先した結果、内定をいただきましたので、他は辞退しました。 4. 経験を活かした面接へのアドバイス 実際に採用する立場からの的確なアドバイスもいただき、本番でも普段の自分らしさを出すことができました。これまでの社会人経験から身に着けた能力や考え方を、新しい仕事にどのように活かすかのストーリーを組み立ててアピールしました。また、自分の短所も理解しておくことと、逆にそれをカバーできる長所を探しておくようにアドバイスしてもらえたことで、実際の面接でも落ち着いて対応することができました。 また、それは未経験分野の仕事へはどのように向き合うのかも考えるヒントとなり、面接時間が本当に短く感じられるほど落ち着いて臨めたことは、丸先生の的確なアドバイスのお陰と感謝しています。 5. その他 私の場合、内定通知から入庁までわずか1週間という短期間で、また４０年の社会人経験がありましたので、内定通知受領の報告と御礼の連絡をした後は、特にアドバイスは求めませんでした。 ところが、逆に心配していただき、丸先生から連絡を頂戴してしまいました。最後まで、受験者の立場に立って懇切丁寧に指導するという会社の姿勢に感動して、ニューベリービジネスコンサルティングにアドバイスをお願いして良かったと心から思いました。 ６２歳の再就職という厳しい状況下、最後まで懇切丁寧にご指導いただき、心から感謝し、厚く御礼を申し上げます。（2018年8月、SSさん、62歳男性）

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